ギター初心者が最初にぶつかる壁のひとつがBm、Bm7。
Fコードと同じくセーハ(人差し指で弦をまとめて押さえる形)のため、指が痛くなったり音がビビったりして、挫折ポイントになりがちです。
この記事ではBm、Bm7コードの簡単な押さえ方・代用コード4選を紹介します。
代用コード①:1弦を省略したBm

まず最初におすすめするのが、1弦を省略したBmです。
本来のBmは人差し指で1~5弦を押さえますが、このフォームでは5弦のみを押さえます。
1弦は人差し指の腹で軽く触れてミュートするのがコツです。
元のフォームに近い形で練習でき、響きもあまり変わらないのでおすすめです。
また、このままフレットをずらせばCmなども弾くことができるので便利です。
代用コード②:5弦を省略したBm

次におすすめするのが、5弦を省略したBmです。
人差し指は1弦のみを押さえ、5弦は薬指の先、6弦は親指で軽く振れてミュートします。
こちらも響きがあまり変わらないのでおすすめです。
こちらも同じくフレットをずらせばCmなどが弾けるので便利です。
代用コード③:開放弦を使ったBm7

次におすすめするのが開放弦を使ったBm7です。
Bmを構成する音は「B(シ)、D(レ)、F#(ファ#)」ですが、こちらはBのマイナーセブンスであるAが入ってオシャレな響きになります。
1、3、5弦を押さえる指はしっかり立てて、開放弦の2、4弦に触れないようにしましょう。
代用コード④:Dメジャーコード

最後におすすめするのがDメジャーコードです。
Dメジャーコードは「D(レ)、F#(ファ#)、A(ラ)」で、Bmと構成音が似ているため代用できます。
DとBmのような響きが近いコードを代理コードといいます。
Dは比較的押さえやすいオープンコードなので、いますぐ曲を弾きたい方におすすめです。
まとめ
BmもFと同じくセーハで、初心者の挫折するポイントの一つです。
セーハができないうちは紹介したフォームを使ってまずは曲を楽しむことから始めましょう!
余裕が出てきたらセーハにもぜひ挑戦してみてください。
同じセーハであるFコードの省略フォームはこちらで紹介しています。