
コードは何となく押さえられるようになったけど
ストロークのやり方が分からない・・・
この記事では、そんな方に向けてすぐに使えるこの2種類のストロークパターンを音源付きで丁寧に解説します。
この2つさえ覚えてしまえば、9割の曲が弾き語りできるようになるといっても過言ではありません。
あわせて、ストロークを覚えるうえで役立つ基本知識や練習方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
ストロークパターン①:8ビート

1つめは8ビート(8分音符単位のリズム)のパターンです。
ポップスやロック系の定番曲はほとんどが8ビートで構成されているのでめちゃくちゃ使います。
8ビートで弾ける曲は、スピッツの『空も飛べるはず』やMONGOL800の『小さな恋のうた』などがあります。
デモ音源はこちら(コードはCメジャー、BPMは120)
ストロークパターン②:16ビート

2つめは16ビート(16分音符単位のリズム)のパターンです。
16ビートも8ビートの次に使われることが多いと思います。
16ビートで弾ける曲はスピッツの『チェリー』やあいみょんの『マリーゴールド』などがあります。
デモ音源はこちら(コードはCメジャー、BPMは80)
ギターストロークの練習方法
8ビートと16ビート、2つのストロークパターンを覚えることで、弾き語りの幅は一気に広がります。
しかし、いきなり曲を弾くのはとても難しいと思うので、段階的な練習方法をご紹介します!
ステップ1:リズムを声に出す
まずは先ほどの画像を参考にギターを弾かずにリズムを声に出してみましょう。
8ビートは「タン タタン タタン」、16ビートは「タン タン タン タタ タタ タン タン タタ」です。
「タ」の部分で弾く、「ン」の部分で空ピッキングをすることをイメージしてリズムを覚えましょう。
ステップ2:ピッキングの感覚をつかむ
リズムを覚えることができたら、次は実際にギターを弾きます。
先ほどの画像やデモ音源を参考にギターを弾いてみてください。コードはなんでもOKです。
この時、以下の点が重要です。
- ダウンピッキング、アップピッキングを楽譜通りに行う
- 肘はギターのボディに置く
- ピックの振り方は腕をあまり使わず、うちわをあおぐような動きをイメージ
- いったんリズムは無視で、ぎこちなくてOK
ここではとにかく空ピッキングの箇所もちゃんとピックを振ることを意識しましょう!
ステップ3:メトロノームありで弾く
ある程度弾けるようになったら、次はメトロノームを使って一定のリズムで弾いてみましょう。
まずはかなりテンポを落としましょう。
8ビートはBPMを80、16ビートは60くらいがおすすめです。
8ビートはBPMを120、16ビートは160くらいにして1拍=1ピッキングで練習するのもおすすめです。
この時もステップ2と同じく「空ピッキングの感覚」とともに「ダウン→アップをスムーズにすること」を意識しましょう。
ステップ4:実際に曲を弾いてみる
ある程度リズムをキープして弾けるようになったら実際に曲を弾いてみましょう。
実際の曲でコードチェンジが入るのでさらに難しくなりますが、ここまで来れればきっとなんとかなります!
初心者におすすめの弾き語り曲は別の記事で紹介しています。
まとめ
ギターのストロークは、まず8ビートと16ビートの2つを覚えるだけで、たくさんの曲が弾けるようになります。
紹介した練習方法を順に進めていけば、必ず弾けるようになります。
最初はうまくいかなくても大丈夫です。毎日少しずつ練習しましょう!